2020.02.19
カテゴリ:ブログ
筋肉をつければ腰痛がなくなるの?
巷ではフィットネスジムがブームなようで近くにも何店かできて、お客様のなかにも通われている方もみえます。
運動することは医学的研究でも体にいいことは証明されています。
仕事柄よく聞かれるのが「筋肉をつければ腰痛や膝の痛みも出なくなるの?」という質問です。
結論から申し上げますと現在動かして痛みがない状態であれば運動で筋肉をつけることは有効だと思います。
逆に普段からちょくちょく痛みが出ているときは体のバランスが整っていない場合が多いため、運動はお勧めしません。
なぜかというと、体の左右差がある状態で運動するということはバランスが崩れた状態で筋肉をつけることになるため体の癖がつきやすくなります。
たとえば、特定の姿勢が好きだったり、椅子の上であぐらをするのが楽だったりなどの体の癖を助長する可能性があります。
ですので、普段からなにかしら症状がある場合は、まず状態をよくしてから運動をしていただければより健康度が上がると思います。
こういいながらも私は、ちょっとくらい痛い状態であれば運動してしまいます。荒治療というか逆療法というべきかその時は多少痛みますが終わったころには痛みも忘れてそのままよくなってしまうこともあります。
よくないですからマネはされないようにお願いします。
からだはほんとうに不思議ですね…。